過去ログ - 海未「犯人は・・・あなたですね?」
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2013/10/24(木) 01:16:58.60 ID:0Xobu24F0
管理室と言ってもそこは荷物置き場だ。と海未は思った。布団や掃除道具、ブレーカー、机。そして壁には鍵がかかっていた。
しかし鍵は部屋の数だけあるのか、とてもどれが二階のリビングの鍵かわからない。
海未「これではわかりませんね。手間ですが一つづつ試すしか・・・真姫?」
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2013/10/24(木) 01:17:27.17 ID:0Xobu24F0
海未「すごいですね。なんでわかったんですか?」
真姫「親からマスターキーの事は聞いていたのよ。これさえあればこの別荘の、どこでも開けられるわよ」
海未「なるほど、さすが真姫です。」
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2013/10/24(木) 01:17:57.31 ID:0Xobu24F0
花陽「凛ちゃああああああああんーーー!凛ちゃああああああああん!」
二階は凛を呼ぶ声で響き渡っていた。一階にいた海未たちに聞こえたのだからドア越しの凛が聞こえないはずはないのだが・・・
真姫「だめみたいね!鍵持ってきたわ!」
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2013/10/24(木) 01:18:24.59 ID:0Xobu24F0
真姫は鍵を入れて回すとそれはあっさり開いた。花陽、希、ことり、にこ、絵里、海未、真姫の順になだれ込むようにリビングに入る。
そこにあったのは凛の足。それはドアのガラスからも見えた光景。おかしかった。何故なら、ガラス越しにしか見え無かった[もの]と、リビングに
入ってから見えた[もの]は全くもって、同じだったのだから。
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2013/10/24(木) 01:18:50.26 ID:0Xobu24F0
凛の下半身しか、そこにはなかった。
にこ「なに・・・これ・・・」
花陽「り、凛・・・ちゃん・・・?」
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2013/10/24(木) 01:19:20.03 ID:0Xobu24F0
そこは日常とかけ離れた光景だった。
部屋は荒れ、壁は赤、赤、赤でいっぱいだった。海未は授業中のとある光景を思い出した。
あれは確かそう、授業がつまらなくて、ついエンピツでノートに特に意味もなく、しかし書きなぐったような模様・・・
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2013/10/24(木) 01:19:54.67 ID:0Xobu24F0
でもまってマネキンってあんなダサイ「ほ」の字のマネキンってそもそもマネキンなのになんで血がドクドクでてるしでてるのオレンジの髪型っtあああああああああああああああああああああ
海未「あっ・・・あっ・・・」
海未は思わず手をそこに指さした。
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2013/10/24(木) 01:20:22.76 ID:0Xobu24F0
海未「穂乃香ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!いやああああああああああああああああ!!!」
穂乃香がうつ伏せで倒れていた。腹の位置を中心に血がぶちまけられている。
真姫「えっっ・・・・!!!!!」
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2013/10/24(木) 01:21:18.86 ID:0Xobu24F0
絵里「穂乃香ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
花陽「もう・・・いやぁ・・・」
希「訳がわからへん・・・」
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2013/10/24(木) 01:21:54.07 ID:0Xobu24F0
皆その血を踏みたくなかった。血のついた、非現実の証しを靴につけてを現実に帰りたくはなかったのかもしれない。
真姫「い、医者・・・そうよ医者よ!!!!医者医者医者!!!医者ぁ!!!!」
絵里「そうよ医者よ!!!医者を電話でもなんでもいいから早くきてもらって!!ほら早く医者を!!!」
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2013/10/24(木) 01:22:25.33 ID:0Xobu24F0
真姫「穂乃香!!しっかりして!!!あっ・・・」
真姫とことりが穂乃香にかけより真姫は体をゆすった。
真姫「つめた・・・」
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