過去ログ - 弟子「森の中で女の子拾った」賢者「すぐに捨ててこい」
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11:vnzkbsf//77[sage]
2013/10/25(金) 02:33:37.59 ID:bVN9GU4f0
賢者「……4」

弟子「あの、師匠……数なんて数えて何を……」

賢者「……3」

弟子「あ、あはは……まさか、ねぇ? 俺と同じくらいの子供相手に……そん、な……」

賢者「……2」

弟子「……頼む! 早く説明してくれ! でないとこの人、何しでかすか本当に分かんないから!」ドゲザズザー

少女「え、あれ?」

少女はまさか土下座されるとは思わなかったので一瞬、呆然となる。

そんな鬼気迫る顔で懇願してくる弟子にようやく不穏な空気を感じ取った少女は決断する。

少女「実は、この森に住む賢者様に昔の縁を辿って私は参られたのですが……もしや、貴方様が賢者様では?」

少女の目的は賢者だった。

それも昔の縁と少女は言っている。

つまり、賢者と少女は少なからず関係があるとされてるに等しい。

目的の意識を向けられている賢者は静かにカウントダウンを止め、少女の姿をじっと見つめる。

おそらく何かを思い出そうとしているに違いない。

賢者「……お前、親類に『冒険者』という奴はいるか?」

少女「は、はい! その通りです! 冒険者は私の祖母です!」

三代に渡った縁。

これを述べると、賢者は何歳になるのか疑問に思う筈だ。

姿は中年辺りだが、弟子も知っている通りであれば、賢者は実をいうと100年余りの時を過ごした存在でもあった。


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