過去ログ - 弟子「森の中で女の子拾った」賢者「すぐに捨ててこい」
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51:vnzkbsf//77[sage saga]
2013/10/31(木) 14:54:21.27 ID:sB3Hy4DMP

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少女「――こうして、祖母はチクリと痛む股を手で押さえながら牙を手に森から去っていったとの事でした」

弟子「身内がとんでもない悪行をしてしまい申し訳ありませんっ!!」ジャンピングドゲザ!

まだ自分が生まれてもいない時代の事であれ、自分の師である賢者が起こした非道は許容範囲を超えていた。

弟子「えっと、つまり……この森に張られている結界って……その、君の祖母さんの血と毛が材料に……」

少女「……正確には『(仮)破瓜の血』と『陰毛』です」

弟子「」ブワッ!

弟子は涙を零さずにはいられなかった。

いつも定期的に点検し、その構造の素晴らしさを称賛していた結界が聞くに堪えない方法で作られていたとは……。

尊い犠牲があった事も知らなかった無知な自分が恥ずかしい。

弟子「いつの日か、謝罪の品を送っていいかな?」

少女「あ、はい……たぶん祖母も喜ぶかと思います」

同時にかなり気まずい雰囲気が覆った。

楽しい話題を切り出せるような空気ではない。

弟子(師匠、今回ばかりは本気で貴方の見方にはなれません)

師の不始末は弟子の不始末。

そんな意志に則って弟子は少女を力の限りに援助する事に決めた。

最初の頃にあった適当な考えは削ぎ落す。

弟子「よし、とっておきの場所へと案内してあげるよ!」


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