16: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 21:59:39.42 ID:X7yv58s+0
  
 千早「お待たせ、10分もしたら入れると思うから」 
  
 春香「うん、本当にありがとう」 
  
17: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:00:28.17 ID:X7yv58s+0
  
 千早「はい、どうぞ」 
  
 コトリと音を立てテーブルの上にマグカップが置かれる。 
 まだ熱いそれに息を吹きかけ啜る。 
18: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:00:56.26 ID:X7yv58s+0
  
  
 お風呂から上がるとやはりというか、楽譜に目を通していた。 
 いつもの事である。 
  
19: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:02:45.71 ID:X7yv58s+0
  
 春香「うん、そうだなぁ。千早ちゃんはプロデューサーさんが来た時の事覚えてる?」 
  
 千早「え?えぇ、全体レッスンを真剣な表情で見てメモを取って、真面目な人なんだと思ったわ」 
  
20: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:03:53.92 ID:X7yv58s+0
  
 春香「プロデューサーさんに告白しちゃったの」 
  
 千早「え?」 
  
21: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:04:35.60 ID:X7yv58s+0
  
  
 泣き疲れたのか、いつの間にか私は眠っていました。 
 目が覚めると時計の針は天辺を通り越してもう2時です。 
 千早ちゃんのかけてくれた布団からもぞもぞと身体を出し 
22: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:05:28.54 ID:X7yv58s+0
 From:プロデューサーさん 
  
 件名:今日はごめん 
  
 本文:ちょっと急ぎの用事があってさ。 
23: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:06:22.97 ID:X7yv58s+0
  
 返事を返そうと思ったけれど、流石にこの時間じゃ迷惑だろうと思い留まります。 
  
 かちゃ 
  
24: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:07:08.23 ID:X7yv58s+0
  
 春香「本当に色々とありがとう、千早ちゃん」 
  
 千早「私は何もしてないわ。春香の話を聞いていただけよ。」 
  
25: ◆sIPDGEqLDE[sage]
2013/10/24(木) 22:07:50.83 ID:X7yv58s+0
  
 千早「そうそう春香、実はお昼頃出掛けなくてはならないの。だから申し訳ないのだけれど…」 
  
 春香「大丈夫だよ千早ちゃんその前には出るから」 
  
73Res/42.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。