過去ログ - 許嫁「私、昨日、彼とセックスしました」
1- 20
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 08:49:22.89 ID:xjhVtzry0
ただ、彼女が僕の家に寄っていることが明るみになり、僕が吊るしあげられた日だけは別だった。
彼女は自分のせいで僕の立場が悪くなったと自分を責めているようだったので、気にする必要はないと言っておいた。
それで話が終わりだと思っていたら、その途端、彼女は眉を立てて詰問するような口調で問うてきた。
「どうして本当のことを言わなかったんですか」
何故怒っているのか皆目見当がつかなかったので、嘘はついてない、と答えて様子を見る。
すると、
「あんな言い方をすれば、あなたが損をするだけなのに、どうして……」
と続けたので、彼女が真に気に病んでいたのは、彼女自身は擁護され、同情されたのに、僕は一方的に糾弾されたことだと知れた。
しかしそれは的はずれな後悔である。
彼女が同情されたのは彼女自身の人望によるものだし、僕においてもまた然りであろう。
だから気にすることはないのだと伝えたが、依然、愁眉は開かれなかった。
言うべきことは言ったので、後は彼女の問題である。僕にできることはもはやなかった。

僕と彼女の関係は、概ねこのような感じであった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
48Res/24.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice