過去ログ - 男「この一本桜の下に」
1- 20
2: ◆MJ8i8ClBa.
2013/10/25(金) 19:35:30.29 ID:ejPn7EYA0
 この心にぽっかりと空いてしまったものを塞ぐにはどうすればいいのだろう。俺に、方法の心当たりはない。あの人に聞いてみようか。博識で知らないことが無いんじゃないかと思うほどの先輩に。

〜放課後〜

先輩「ん? 心の中にある虚無感?」

男「そうなんです。何か忘れて時間が過ぎていってしまっているような、そんな感覚です」

先輩「なぜそれを私に?」

男「アナタならなんでも知ってると思ったからです」

先輩「それ、本気でいってるんならお前はバカだぞ」

男「ハイ」

先輩「」

男「アノ…」

先輩「知らんがな」

男「えっ」

先輩「だってわからなくない? なんでも知ってるっていったってさすがに私は君の心の中のことまではわからないよwwww」

男「ソウデスヨネ。俺、どうかしてました」

先輩「うん」

男「……」

先輩「……」

 さすがに先輩だからといってなんでもわかるわけではないようだ。なんとなくはじめからわかっていたけど、なぜか先輩ならそれが解決できると思ってしまったのだ。

先輩「…………」ハァー

男「ため息……ですか」

先輩「男君」

男「え、はい?」

先輩「君は私のこと、好き?」

男「えっ!?///」

先輩「何照れてんだよ気持ち悪い。そういうことじゃなくて」

男「どういうことですか?」キモチワルイッテ…

先輩「私のことが嫌いなら、私に興味なんてあまりわかないよね」

男「そう……ですね。それがどうしたんですか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/16.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice