過去ログ - 男「この一本桜の下に」
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5: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 20:03:32.16 ID:ejPn7EYA0



男「先輩より俺のことが好きで親しい人…か。だれだろ」

 帰路についた俺は先輩の言葉を思い出していた。
 もしあの言葉のとおりなら、その人なら俺の人生における最大級の問題を解決してしまうのかもしれない。だが、本当にそう簡単にいくのだろうか。そもそも俺のことが好きで親しい奴なんてそんな奴はいなかった気がするのだが。
 頭の中をかき混ぜながら、俺は帰路の途中にあるコンビニによることにした。


男(おでんでも買っていこう)
 
 ウィーン

店員「いらっしゃいませー」

男「あの、おでんの大根2つ――って、え?」

店員「えっ、って、えっ!?」

男「女……?」

女「え? 男君?」

男「おま、こんなところで働いてたのか!」

女「そうだよ、言ってなかったっけ?」

男「聞いてないな、全然」

女「あらま……。学校帰り?」

男「そうだけど、バイト何時まで?」

女「えっ? なんで?」

男「ちょっとお前にも聞いておきたいことがあってね」

女「私にも……?」

男「おう。まぁ終わったら連絡してくれ」

女「よくわからないけど、わかった」

男「おう」


〜自宅〜

男「ふぅー。疲れた」ベッドニダーイブ

 ボフッ

男「…………」

 俺のことについて、女はわかるだろうか。女は先輩より俺のことが好きなのだろうか。先輩と俺の関係よりも女と俺の関係のほうがより親しいのだろうか。疑問はわいて尽きないけれども、やはりここは数を打つしかないだろう。根本的な解決方法がみつからないのだから、人を頼るしかない。
 女と俺が出会ったのはいつのことだったか。あまり確かには覚えていない。だが、幼い頃であったのは間違いないだろう。小学生のときだった気がする。ということは、やはり先輩との関係よりも親しい関係なのかもしれない。

男(少しだけど希望がわいてきたな……)

男「……そんなことより、ベッド気持ちいい。ヘタなオ○ニーより全然気持ちいい……」


・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


男「あ!! おでん買い忘れた!!」






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