過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2013/11/27(水) 03:51:46.34 ID:3lX9U1HT0
けれど。
「……あの、転校生ってさ」
「一体、どういう……?」
ジャージ姿の活発系女子と、髪をツーサイドアップにまとめあげたお洒落な女子。
「あ、二人ともー。何してるの?」
「……京太郎くんと、もう、一人」
「頭、撫でてるー」
「――温かい、のかな?」
それに加わる、どこか似通った先輩姉妹。
「……」
「――充電が、出来ない」
「もうっ……」
少し不貞腐れてみせるのは、部室で彼との「交流」を深め続ける彼の先輩。
各々が見つめる先にいる二人は、時を経れば経るほどに、親密度合いを増しているように
思える。
それは、そんな5人の少女に、どこか落ち着かなさを覚えさせていた――
「……なんだかなー」
「落ち着かない、わよね」
「むー……あの子のおもちがもう少しあればなぁ」
「玄ちゃん、そういう問題じゃあ――」
「……充電」
各々の想いはどこに向かうのか。
「よし、よく出来たな偉いぞ」ナデナデ
「わっ、わっ……!」
「――!」
「ご、ごめん」
「う、ううん……だ、だいじょぶ」
「……」
(転校してきて、まだ日も浅い相手に)
(一体、何をやらかしてるんだ、俺は……!?)カァァ
また、この二人の初対面とは思えない繋がりは一体……?
阿知賀学院の1年教室。
そう……あの「掛け合い」の全てはここから始まったのだ――
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