過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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122: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/12/01(日) 01:48:43.63 ID:uhXt5o7+0
続けます。


京太郎「……さて、何とか勉強が終わったわけだけど」

咲「」プシュー

京太郎「こりゃ、アカンやつだ」

咲「……誰の、せいで」プルプル

京太郎「お前の理解力と集中力のなさのせい、じゃないか?」

咲「ホント、辛らつだね……」ジトッ

咲「初対面の人に言う台詞とは、思えないよ……まったく」プクーッ

京太郎「お前のその言葉も、全く初対面っぽく思えないんだよな……」アキレ


京太郎「――さて、帰るか」

咲「あ、待って、京ちゃ――」

咲「あっ」ハッ

京太郎「……いや、もういいよ、宮永」

京太郎「『京ちゃん』で」

咲「……え、ええ?」

京太郎「で、俺も『咲』で」

京太郎「それでおあいこだ」

咲「――京ちゃんのが、よっぽど恥ずかしくない?」ジトッ

京太郎「ホントは恥ずかしいと思ってないんだろ?」

咲「……むしろ、しっくり来るよ」ハァ

京太郎「じゃあ、いいじゃないか」


咲「……」

咲「なんか、ペース取られると、癪」プイッ

京太郎「まぁ、何だかな――やっぱ、『慣れ』だろ。どこかで慣れたんだ」

咲「……会って、間もないのに?」ジーッ

京太郎「さぁな」




――廊下


京太郎「さて、それじゃ」

京太郎「鍵を返しに職員室に行くぞ」

咲「う、うん……」コクッ


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