過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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185: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/12/15(日) 02:09:42.25 ID:eYrbUAio0
京太郎「灼さん、カーテン開いてますね」

灼「う、うん。だから、暑いんだよ」

京太郎「――今」


京太郎「そこから見える廊下を、赤土先生g」



灼「――!!?」ガタッ

京太郎「あっ」

京太郎(効果は バツグン だ ってことらしい)

灼「ハ、ハルちゃん、が……?」アセアセ

京太郎「……」

灼「あぁ――」

灼「み、見られてないっ!?」

京太郎「多分、大丈夫だと思います……」

灼「そ、そっか……良かった」ホッ

京太郎「……」


京太郎(このまま、押し通せば)

京太郎(今日はもう、おしまい)

京太郎(けれど……)

灼「……はぁ」

灼「こんな終わり方、か」

灼「……」キュッ

京太郎(どうにもこうにも)

京太郎(――俺は、器用にはなれないみたいだ)


京太郎「……ごめんなさい、灼さん」

灼「?」キョトン

京太郎「安心してる所、申し訳ないです」

京太郎「――実は、その」

京太郎「先生がいたっていうの、嘘です」

灼「……」



灼「え?」


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