過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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196: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/12/16(月) 01:34:25.61 ID:ULVhXp5x0




――東京・ホテル付近



京太郎「……」

京太郎「――ん」

京太郎(なんだ……?)

京太郎(なんだか、ぼんやりとしてた、ような……?)


「なにしてんの?」

京太郎「わっ!?」ビクッ


京太郎「……穏乃か」

穏乃「もう、何さその、真剣過ぎる顔」

穏乃「そーいうのは、京太郎がしてもしょうがないでしょ? 似合わないし」

京太郎「一言、余計だ」

穏乃「悪い悪い」

京太郎「……」


京太郎「なぁ、穏乃」

穏乃「ん?」

京太郎「明日……その」

穏乃「ついに、来たんだねぇ……ここまで」

京太郎「――」


穏乃「決勝だよ、決勝」ニコニコ

京太郎「……」

穏乃「あのおっきな会場で、期待を背負って戦うんだよ?」

京太郎「……」

穏乃「いやー、最初は『強い人と遊ぶ!』って目標だけでここまで来たのに」

穏乃「今じゃ、私たちが奈良県代表なんだから……」エヘヘ

京太郎「――穏乃」


京太郎「お前、明日の試合、どうみる?」

穏乃「……お」ピクッ

穏乃「なに、京太郎が自分から分析するなんて珍しい」

穏乃「憧とかに、もっと牌譜に興味持てって怒られてるのに……」

京太郎「憧みたいな論理的な頭は、俺もお前も持ってないからな」

穏乃「うんうん、そうだね……って」

穏乃「ちゃっかり私も一緒に括っちゃうんだ……」ジトッ

京太郎「さ、大会終わったら、宿題とっとと終わらせような」

穏乃「うー……」


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