過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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219: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/12/18(水) 03:16:41.26 ID:IyNgW1kk0




――東京・会場付近



京太郎「さすがに、ちょっと重いですね」

晴絵「んー? そう?」

京太郎「そりゃまぁ」

京太郎「俺、体育会系ってわけじゃないですし……」

晴絵「……」


晴絵「ふーん」ジーッ

晴絵「小学生の頃からずっと、しずや憧と一緒に活動してれば」

晴絵「自然と体力とか付きそうなものだけどねぇ……」

京太郎「憧はともかく、穏乃は色々とおかしいので比べないでください……」ハァ

京太郎(あいつの無尽蔵の体力は、スラダンでいうラスボス『山○高校』並に怖い――)


灼「……」モジモジ

灼「京太郎くん、ちょっと持とうか?」

京太郎「――灼さん」

京太郎「うーん……でも」

京太郎(灼さんは、ボウリングをすることがあるとはいえ、普通に『人間』の域だ)

京太郎(『規格外』の穏乃に比べたら……って、こんなことを考えるんじゃなくて)


京太郎「――いや、いいです」

灼「そう?」

京太郎「なんというか」

京太郎「……やっぱりこういう時くらい、男らしい所を見せたいですし」

晴絵「普段、麻雀で活躍できない反動とか?」

京太郎「先生――痛いところをつくのは、やめてくださいってば」ズキズキ

晴絵「いやいや」ニコニコ


晴絵「まぁ、京太郎っていう男子部員がいることには感謝してるんだよ?」

京太郎「……主に、力仕事的な意味で?」

晴絵「そうだね、それがメイン」

京太郎「なんか複雑ですね……」

晴絵「後は、ねぇ……」チラッ

灼「?」キョトン


晴絵「ね、京太郎?」

京太郎「はい?」

晴絵「どうして今日、私たちに付き合ってくれたの?」

灼「……」


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