過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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330: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2014/01/05(日) 02:01:41.08 ID:QGY4VBFW0




――境内


憧「……はぁ」ゴソゴソ

憧(どうだろ? さっきの私、何かおかしくなかった?)

憧(何か、他の人が来ない理由を説明するのに、必死じゃなかった?)

憧(い、いや、別に……そんなこと、思い返すこともないんだけどさ)ブンブン

憧「はぁ……」

望「なに溜息ついてるの?」

憧「ひゃっ!?」ビクッ


憧「お、お姉ちゃん」

望「どうしたの? 何だか、ちょっと顔赤くない?」

憧「べ、別にこれは……甘酒飲み過ぎただけで」

望「ふ〜ん……」ジーッ

憧「な、なに?」


望「――そんなに、他の子たちは忙しかったっけ?」

憧「……な、なにを」

望「穏乃ちゃんだってあの姉妹の子たちだって」

望「それこそハルエたちも」

望「……憧が『一緒にやりたい!』って呼びかければ、来たんじゃない?」

憧「そ、それは」

憧「そう、かもしれないけど」モジモジ

憧「……」キュッ


望「――で、結局、来たのは京太郎くんだけ、と」

憧「ま、まぁ、一番暇してそうなヤツだったし」

憧「それに、男だから力仕事だってしてくれそうだったし」アセアセ

望「もう、憧。あんまり食い気味だと……」

憧「――!」ハッ


憧「と、とにかく!」

憧「あいつだけ特別だったなんてこと、ないんだから!」

憧「変な勘違い、しないでよ!」カァァ

望「はいはい……」


憧「そ、それじゃ整理も終わったし」

憧「私、あっちの荷物まとめてくるから」クルッ

望「気をつけてねー」

望「……」


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