過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2014/01/14(火) 01:16:48.37 ID:9SihSa360
それじゃ、去年のうちに頂いたリクエストを消化します。
……これでまた書けそうなネタが尽きそうですね。
京太郎の平行世界は、行けるかもしれませんけれども。
――思えば。
コイツの部屋に一人で来るのは、初めてじゃなかったっけ?
チラッと前を見れば、この部屋の主は本棚に手を伸ばしている。
「これでもない、と……うーん」
「――まだ時間かかりそう?」
「うーん……憧の欲しいモノには、まだ」
「そっか」
私がコイツの部屋に来ているのは、まぁ色々とあるわけだけど。
何よりも、私の「保身」のためだったりする。
クラスメイトの中には、「そういった趣味」を包み隠さず、いつもトークに興じている人もいたりして。
それを横目に、私はいつも複雑な感情に揺れていた。
「ああ、いっそ……あんな風に!」という思いと
「やっぱり、無いわ、うん」と、冷めた思い。
そんな二つの相反する感情に、私が揺れているのを知っている数少ないヤツは――
「お、見つかったぞ、憧。これでいいのか?」
「――あ」
帰ってきた、部屋の主――京太郎。
そんなヤツの手には……
「――『まどか☆マギカ』」
「全く……お前、こんなレベルでも隠さないといけないのか?」
最近、劇場版も公開された超有名アニメ。
それが漫画化されるというので、私は本屋に行っては、尻込みして帰ってきてしまっていた。
もし店内に知り合いがいたら?
店員さんに見せる時、キョドってしまったら?
と、そんなことを告白したら、「『隠れ』も度が過ぎると生きにくいな……」と
えらく同情されてしまった。
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