過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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508: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2014/07/24(木) 04:23:11.56 ID:AMv4C8hw0
京太郎「それじゃ、部長の『悪待ち』も天分だと思うんで」

京太郎「試験のこととかで何を言われても、手伝いませんよ」

久「……ちょっとは言い返すようになったじゃない」

京太郎「切り返しの上手い人と話し続けてると、こうなるんです」

二人「……」ゴゴゴゴ


久「――ねぇ、須賀くん」

京太郎「なんです?」

久「ここに呼んだ理由、わかる?」

京太郎「いえ」

久「なんだと思う?」

京太郎「……」


京太郎「デートのお誘い、とか?」


久「」ピクッ

京太郎「あれ? 違ったんですか?」

久「な、なな……」カァァ

京太郎「ああ、ごめんなさい」

京太郎「てっきり、安上がりで済む場所で、それなりに涼しい場所」

京太郎「それなら、卒業した高校の部室はどうだろう、ってなったのかと」

久「――本気で言ってる?」ジーッ

京太郎「冗談ですよ」

久「……」


久「ねぇ、須賀くん?」

京太郎「はい?」

久「今の言葉、咲に教えてあげよっか?」

京太郎「――うーん」

京太郎「いや、それはちょっと困りますね」

久「素直でよろしい」

京太郎「もしかしたら、『うっかり』福路さんに、『うっかり』伝わっちゃうかもしれないし……」

久「……」

京太郎「うーん、まぁ部長が『うっかり』咲に伝えるというのなら」

京太郎「それはしょうがないかなー、と……」

久「――」


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