過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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530: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2014/08/29(金) 22:50:39.67 ID:B0JDCJlw0



――松実館



宥「♪〜」

京太郎「……」ダラダラ

宥「あったかーい」

京太郎「今日は猛暑日かぁ……」タメイキ

宥「私、夏が一番好きなんだぁ」

京太郎「そ、そうだろうな……」ダラダラ


宥「夏のこの時期に」

宥「ストーブと炬燵! それにマフラー!」

宥「……ふふっ」ニッコリ

京太郎(どうしよう、脳内回路が切れそうだ……)


宥「京太郎くんは、いつが好き?」

京太郎「暑い……暑い……」ブツブツ

宥「??」

京太郎「あ、あぁ、ごめん宥姉ちゃん」

京太郎「好きな季節か……そうだな」


京太郎「春は桜とか梅が綺麗で、いいな」

宥「あんまり暖かくない日もあるよね……」ブルッ

京太郎「夏は蝉の鳴き声とかプールとか、盛り上がるし」

宥「私は夏!」パァァ

京太郎「秋は夜風が涼しくて、風情があるし」

宥「……わ、私は苦手かな」シュン

京太郎「冬は――」

宥「わー、やめて!」ブンブン


宥「……うぅ」

宥「冬のこと、考えるだけで縮こまっちゃうんだよ……」

京太郎(半袖短パンの俺は、いつまでこの環境に耐えられるんだろう……)

京太郎「――あぁ、でも」

宥「冬……雪……うぅ」ハァ

京太郎「俺は」


京太郎「宥姉ちゃんと一緒にいられるなら、四季は全部好きだよ」


宥「……へ?」

京太郎「いやさ」

京太郎「正直、こうしてるのってキツかったりするけど……」

京太郎「でもさ、一緒にいるのが宥姉ちゃんならそれで――」


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