過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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◆2FbgNlLWvk
[saga]
2015/01/14(水) 23:53:58.09 ID:c4A2HNic0
――クリスマスイブ
京太郎「こうして見ると」
咲「カップルばっかり、だね……」
京太郎「……」チラッ
咲「わっ、あの二人、キ、キス……?」カァァ
京太郎「――はぁ」タメイキ
咲「あ、行っちゃった……」アレ?
咲「どうしたの、京ちゃん?」キョトン
京太郎「いや」
――宮永とのことも、考えろよ?――
京太郎「とか言われてもなぁ……」
京太郎(正直、こんな日に)
京太郎(コイツといても、特に何も感じないよなぁ……)
京太郎(何となく、コイツの発案で「駅前のイルミネーションを見に行こう!」と言われるままにやって来た)
京太郎(カップルの姿は確かに多いけど、それを見ても――)
咲「もう! なんかさっきから、失礼なこと考えてるでしょ?」ジトッ
京太郎「……凄い、よく分かったな」
咲「京ちゃん!」
京太郎「悪かった悪かった」
京太郎「いやまぁ、大したことじゃないって……ただ」
咲「ただ?」
京太郎「――咲、楽しいか?」
咲「……え?」ピクッ
京太郎(あれ? 俺、なに聞いてるんだろ……)
京太郎(こんなこといきなり言われても、困るだけだと分かってるのに)
京太郎(――何だか、落ち着かないぞ)
咲「えっと……あれ」
咲「京ちゃんは、楽しくない?」ジーッ
京太郎「い、いや。俺は楽しいよ」
咲「……うん。嘘じゃないみたいだね」クスッ
京太郎「わかるのか?」
咲「京ちゃんが嘘つく時は、いつもその目立つ髪に触るからね」ドヤガオ
咲「わかるよ、それくらい」
京太郎「……お前が怒ってると、そのアホ毛がピクピク動くみたいなもんか」
咲「バ、バカにしてっ!」アセアセ
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