過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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675: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/02/24(火) 22:20:00.26 ID:Ww1QLd0d0
京太郎「おい、憧? また穏乃に変なこと吹き込んだのか?」

憧「え、私のせいになるの?」

京太郎「大体、キッカケはお前だろ」

憧「……否定はしないわ」

憧「とはいえ、私は『まだ』何も……」

京太郎「へぇ、いずれ何かするつもりだったか」

憧「――う、うるさい」プイッ


和「穏乃、どうかしたのですか?」

穏乃「い、いやー……えっとね」アセアセ

穏乃「そういえば、14日だったなぁ、って」

穏乃「それだけ!」

和「……」

和(あぁ、なるほど……)


和(憧はともかく)

和(穏乃は中学生の頃まで、この時期が来ても全く意識してませんでしたね)

和(……高校生、ですか)

和「穏乃、14日に何か引っかかるものがあるのですか?」

穏乃「……な、なんでも」

和「差し支えなければ、その鞄のポケットから見えてる包装物について伺っても?」

穏乃「ああ、これは昨日、お母さんと作ったチョ――」ハッ

穏乃「……うう」カァァ

和「ふふっ」クスッ


憧「うわぁ、和がしずをいじめてる……」

京太郎「お前が言えるのか……」

穏乃「ふ、二人とも、静かに!」

穏乃「もう……」

穏乃「――これっ!」スッ

京太郎「……あ」

穏乃「あ、あげるから」

京太郎「和菓子屋が作るチョコ、か」

京太郎「なかなか面白そうだな……」ニコッ

穏乃「あっ、何かバカにされてる気がする……」

京太郎「まさか」

穏乃「――不味かったりしたら、食べなくていいから」モジモジ

京太郎「え? 俺がそんなことするように見えるのか?」

穏乃「……」

穏乃「し、知らないよ!」プイッ

京太郎「ありがとな、穏乃」


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