過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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703: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/03/14(土) 03:06:47.25 ID:uXxto72B0
咲「確かにお父さん絡みで時空は捻れてた感があるけど」

咲「……お姉ちゃんが料理が、うん、苦手だっていうのは」

咲「嘘じゃないんだよね」

照「……た、たしかに私は、料理が不得意」アセアセ

照「でも、咲だってそこまで得意なわけじゃないよね」

咲「あっ、私、一応それなりには出来るつもりだよ?」

照「……たとえば?」

咲「えっとね……ジャガイモの皮むき、ブロッコリーとかカボチャの切り方」

咲「あとは……うん、大したことしてないね……」

照「――え? 包丁、握れるんだ?」キョトン

咲「お姉ちゃん……」


照「――ところで」

照「咲、かなり多くチョコ作ったんだね」

咲「あっ、これは……」

咲「ま、まあ……」モジモジ

照「!」ハッ

咲「――えっと」

咲「ぎ、義理チョコかな」

照「……へぇ」


照「咲、義理チョコ渡すような男子がいたんだね」

咲「ま、まぁね」

照「ところで、一番気合を入れたチョコは誰に?」

咲「ま、まぁ一応、京ちゃんに……」ハッ

咲「――お姉ちゃん」

照「義理チョコをあげる男子はいないのに、気合いれたチョコを渡す男子はいるんだ」

咲「……うう」カァァ


咲「そ、そういえば!」

咲「お姉ちゃんはお父さん以外に、誰かにチョコをあげないの?」

照「……ああ」

照「そういえば私、白糸台高校の麻雀部にいたんだよね」

照「あ、そっか。そういえば白糸台って、男子……いたっけ?」

咲「お姉ちゃん……さすがにそれは」

照「もしかして私……『いないもの』だった?」

咲「いや、そんないきなり死んじゃうような話じゃないよ」


照「――まぁ、それはともかく」

咲(白糸台の人たちが『ともかく』で片付けられた……)

照「私は、誰にもあげる予定はないよ」

照「まあ、お父さん以外は誰にも――」


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