過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2015/03/19(木) 23:49:58.00 ID:LFw5pSPt0
――山
穏乃「やった、一番乗りー!」
京太郎「……」
穏乃「京太郎、遅いよっ」
京太郎「――お前が速すぎるんだよ」
穏乃「いやぁ、悪いね。麻雀でも登山でも勝っちゃって」ニコッ
京太郎「うっ、言い返せねえ……」
京太郎(――さて)
京太郎(何だかんだで、穏乃と休みの日に山登りするようになってからしばらく経った)
京太郎(意外と習慣になると面白い。何が面白いのかと思ってたけど、やってみるとなかなか……)
京太郎(とはいえ……)
穏乃「……ふぅ、アクエリおいしー」ゴクゴク
京太郎(俺たちはベンチに座り、山頂からの景色を見ていた)
京太郎(で、隣では嬉しそうな顔でペットボトルを飲む穏乃の姿がある)
京太郎(……こうも相方が化物じみた体力だと、付き合ってる俺は困ったりもする)
京太郎(コイツのトレードマークのジャージは、今日は長袖だ)
京太郎(そろそろ、いつも通り半袖に変わるんだろう……3月だし)
穏乃「ん? どうかした、京太郎?」キョトン
京太郎「……いや」
京太郎「たしかに、穏乃の体力っておかしいよなぁって」
穏乃「そんなに?」
京太郎「うん」
穏乃「……うーん」
穏乃「何というか」
穏乃「私にとって、こうして外でずっと汗かくっていうのは」
穏乃「ある意味、楽しみなんだよね」ニコッ
京太郎「へぇ……」
穏乃「でさでさ! 京太郎たちが転校してくる前までは」
穏乃「憧もかなり付いてきてくれたのに……」
穏乃「あいつ、中学に上がった辺りで、付き合ってくれなくなったんだよ!」
穏乃「酷いよねっ」プンスカ
京太郎「……」
京太郎(きっと――)
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