過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2015/03/19(木) 23:51:34.05 ID:LFw5pSPt0
穏乃「京太郎は……わ、私が」
穏乃「憧や和みたいに『大人』っぽくなれないと思ってるんだね」
京太郎「……お、俺は」
穏乃「ふんだっ!」ダッ
京太郎「あ、お、おいっ!」
京太郎(穏乃はおもむろに立ち上がると、いきなり走りだした)
京太郎(さっきまで山登りしてたとは思えないほどの速度で……)
穏乃「……京太郎の、バカ」ボソッ
京太郎「――あ」
京太郎「し、穏乃!」
穏乃「え……うわっ!?」
京太郎「……」
京太郎(穏乃の目の前には、空き缶が転がって来ていた)
京太郎(で、穏乃は俺に向かって何か言った後で、また走りだしていた)
京太郎(――その結果は、というと)
京太郎(すっ転んだ)
京太郎(そりゃもう、大層派手に)
京太郎(元々、穏乃の運動神経は群を抜いている。だからこそ、走る時のスピードだって凄まじい)
京太郎(……だから)
穏乃「……い、たた」
京太郎(その反動も、大きなものになるのは自明なわけで――)
京太郎「……大丈夫か?」
穏乃「う、うう……」
穏乃「凄く痛い」グスッ
京太郎「うわ……結構、擦りむいたな」
京太郎(右膝がエグいことになっていた……)
穏乃「こ、こんなのツバつけとけば」
京太郎「いや、そういうわけにもいかないだろ」
京太郎「――と、なると」チラッ
京太郎「穏乃。あそこの水道まで歩けるか?」
穏乃「……水道?」
京太郎「ああ」
京太郎「あそこでとりあえず、患部に水を当てよう」
穏乃「かんぶ……?」キョトン
京太郎「……怪我した所、って意味だ」
穏乃「そう、なんだ……へぇ」
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