過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
1- 20
721: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/03/19(木) 23:53:52.40 ID:LFw5pSPt0


京太郎「今、俺が一緒にいるのって、穏乃なわけだしさ」


穏乃「……!」

京太郎「別に、穏乃がその……『大人』になっても、ならなくても」

京太郎「俺はお前と一緒にいるのが楽しいし……だからこうして、山登りとかしてきたわけで」

穏乃「京太郎……」


京太郎「だ、だから」アセアセ

京太郎「オシャレも、少しずつ気を遣ってみればいいんだと思う」

京太郎「別に興味もないし、したくもないなら、しなくていいとも思ってる」

京太郎「――どうなろうと、俺は穏乃と一緒にいるだろうから」

穏乃「……」


京太郎「――あ」

京太郎(な、なに話してんだ、俺は……)

京太郎(これじゃ、まるで――)カァァ


穏乃「……」

穏乃「そろそろ、着くね」

京太郎「あ、ああ」

京太郎「大丈夫か?」

穏乃「うん、さっきより痛みもひいてきたよ」

穏乃「……あ、あのさ」

京太郎「?」キョトン

穏乃「――えっと」


穏乃「み、水あてたら……ベンチまで、また」モジモジ

穏乃「そ、その――だ、抱っこ、してくれないかなって」カァァ




――その後・ベンチ



穏乃「よいしょ、っと」

穏乃「ふぅ……少し、落ち着いたかな」

京太郎「……あ、ああ」

穏乃「ありがとね、京太郎」

穏乃「――帰り道、私のお尻に時々、手が当たってたような気もするけど」

京太郎「あ、あれは、調整だって!」アセアセ

穏乃「うんうん。そういうことにしとこう」クスッ

穏乃「大丈夫、気にしてないよ」ニコニコ

京太郎(それじゃ、どうしてそんなに顔赤いんだよ……)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/746.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice