過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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722: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/03/19(木) 23:54:19.72 ID:LFw5pSPt0
穏乃「――やっぱり」

穏乃「憧や和の言うとおり……京太郎はHだなぁ」

京太郎「ちょっと待て。憧はともかく、なんで和が?」

穏乃「憧が和に聞いたら、『そ、そういう所も……あったり、するのかもしれません』って」

京太郎「憧の誘導質問だろ、それ……」タメイキ


穏乃「――まあ」

穏乃「別に、私は気にしないし」

京太郎「……」

穏乃「だから、京太郎が……」

穏乃「今日の抱っこみたいに、わ、私に、何かしても――」

京太郎「穏乃、無理すんな。体温上がると、傷がキツくなるぞ」

穏乃「……うう」カァァ


京太郎「――無理して、ドンと構えようとしても」

京太郎「自分が恥ずかしくなったら、意味ないだろ」

穏乃「……だ、だって」

京太郎「――焦って『大人』になろうとしなくていいって」

穏乃「!」

京太郎「さっきも言ったように、穏乃がどうなろうと」

京太郎「……俺はきっと、一緒にいるだろうしさ」

穏乃「……」


京太郎(ああ――何だか、照れくさくなくなってきた)

京太郎(考えてみれば、俺が穏乃と一緒にいるのは、楽しいからだし)

京太郎(――それだけ、だよな?)




穏乃(京太郎、違う……違うんだよ)

穏乃(私がこうして……む、無理してるのは)



京太郎「? どうかしたか、穏乃?」キョトン



穏乃(――京太郎の言葉がいちいち恥ずかしいからだよっ!)カァァ


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