過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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807: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/04/28(火) 04:14:17.30 ID:VxJ4S8l60
京太郎(――『ご飯にします、お風呂にします、それとも』)

京太郎(話すのはやめておこう。最悪の場合、聞いたら部活に顔を出さなくなるかもしれない……)

京太郎「い、いや――麻雀のあり方は、かくあるべしとか、そういう」アセアセ

和「あ、ああ、そうだったんですか……ごめんなさい。ちょっと暴走しちゃって」

和「麻雀の持論をのべつまくなしに話してしまっていたのですね……お見苦しい所を」ペコリ

京太郎(ああ、恥ずかしそうだけど……何だか安心するな。この分なら、まだ――)


咲「――」モジモジ

京太郎「ん、ああ」

京太郎「咲? もう平気か?」

咲「……私」

京太郎「?」

咲「何か――へ、変なこと、言わなかった?」

京太郎「……うーん」

京太郎(さっきの会話を思い出しても……特別、変なことは)

京太郎(いや――そもそも、和の印象が強すぎるんだけどさ。ギャップがやばすぎて)

咲「あ。また京ちゃんがエッチな目してる」ジトッ

京太郎「……最近、それを指摘してくるお前のほうがエロいんじゃないかと思ってきた」

咲「開き直った……うわぁ」

京太郎「はいはい」



>も、元はといえば、京ちゃんだけシラフなのはずるい!
>何がだ
>は、恥ずかしい所ばっかりみて……や、役得じゃないっ!
>……お前、役得の意味知ってるか?



和「……」ジッ

優希「のどちゃん?」キョトン

和「――いえ」

和「何だか……妙に、切ない気分になってしまって」

優希「切ない、か?」

和「……さっき、私が何て言ってしまったのか。朧気ながら思い出してしまいました」

優希「……あ」

和「それを――須賀くんは、きっと敢えて言わないでいてくれました」

和「何ででしょうね? お酒で頭がちょっとヘンになってるのに……こういうことだけは分かってしまうような気がするのは」

優希「のどちゃん……」



京太郎「――和?」

和「す、須賀くん?」

京太郎「大丈夫か? 何か、悲しそうだったから」

咲「――私のことはわからないのに、原村さんのことはすぐ分かるんだね」

京太郎「お前のことは普段から見てるから、わかりすぎるだけだ、バカ」

咲「あ、またバカにして……」ジトッ


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