過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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821: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/05/03(日) 02:30:56.61 ID:7HNGxQ6P0
灼「……そこに座って」

京太郎「……まさか、ここでやるんですか?」

灼「さっきまで、あの子たち相手に何をしてきたの?」チラッ

京太郎「……言葉もありません」


灼「……」ストン

京太郎「……」

灼「――『充電』しながらの、お花見」

灼「何だかちょっと、不思議な感じ……」モジモジ

宥「へぇ――『充電』かぁ」

灼「……さ、さすがに宥さんにも、この場所は」

宥「うんうん。灼ちゃん、意外とヤキモチ焼きってことは分かってるよー」クスクス

灼「なっ……」

宥「だから――」


ダキツキ


京太郎「うわっ!?」

宥「私は、後ろから? ね?」ニコッ

京太郎(せ、背中に、柔らかい感触が――)

宥「わぁ……あったかーい」

宥「ふふっ。お外なのに――まるで、炬燵とストーブが近くにあるみたいだよ」

京太郎(そ、それは、お酒のせいだよ……なんてこと、きっと言ってもムダなんだろう)

京太郎(そもそも、さっきから俺が皆に言えなかったのは――全員、『出来上がってた』からだしなぁ)

京太郎(はぁ……大人になっても、酒は飲みたくないかもなぁ)タメイキ


灼「――うわ。宥さんの胸に酔ってる」ジトッ

京太郎「べ、別に、酔ってません!」

京太郎「そもそも、酔ってるのは灼さんでしょう?」

灼「……む」

灼「後輩のくせに、生意気だよ?」チラッ

京太郎(と言いながら、赤らんだ顔をこっちに向けてきた)

京太郎(正直、普段の『充電』では見られない表情に、ギャップを感じてしまった……)

灼「――あ。京太郎くんも真っ赤」

灼「ほらー、私を笑えないんじゃないの?」クスクス

京太郎「……そ、それは、ですね。その」

京太郎「あ、灼さんが――いつもとは違うから」

灼「……ど、どういう風に違うの?」アセアセ

京太郎「そ、それは――」モジモジ


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