過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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830: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/05/17(日) 01:15:14.79 ID:6IAlQszD0


――阿知賀学院・部室


京太郎「……こんにちは、灼さん」ガチャッ

灼「ど、どうも、京太郎くん」

京太郎「どうかしました? メールで呼び出されたから、ちょっとビックリしたんですけど」

灼「……そ、それは」モジモジ

灼「――ちょ、ちょっとこっちきて」

京太郎「? わ、わかりました?」


灼「じ、実は……」アセアセ

京太郎「はい」

灼「――え、えっと」

灼「い、いつも、その……じゅ、『充電』してくれてるから」

灼「特別に、お礼をしようかと」

京太郎「……お礼?」

灼「だ、だから――」


灼「京太郎くんが私にしてくれてる『充電』に」

灼「た、たまには、お返ししないとって」カァァ

京太郎「……」

京太郎「もしかして、今朝のニュース観ました?」

灼「……え!?」ビクッ


京太郎「いや――」

京太郎「朝のニュースで『たまにお返ししない女子は……』っていう特集」

灼「い、言わないで!」ズイッ

京太郎「うわっ!?」

灼「……」カァァ

灼「べ、別に」

灼「あの特集みたいに、京太郎くんが『相手の男子』ってわけじゃ……」

京太郎「やっぱり観てたんですね……」

灼「と、とにかく!」


灼「過程はどうあれ」

灼「私は、京太郎くんにお礼がしたいの」

灼「――ダメ?」モジモジ

京太郎「……ダメなわけないでしょう?」

灼「な、何が、いい?」

京太郎「――そうですね」

京太郎「灼さんがいいなら、でいいんですけど」

灼「わ、私! なんでもするから!」カァァ

京太郎「今、何でもって言いました?」

灼「……あ」ピクッ

京太郎「――それじゃ、お言葉に甘えて」


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