過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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877: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/08/29(土) 05:15:44.41 ID:iE6jcszC0
憧「……」

京太郎「ん? 憧?」

憧「……京太郎」

京太郎「?」

憧「え、えっと……」

憧「――や、やっぱ、何でもない」


京太郎「……」

京太郎「これか?」

憧「あっ、そう! それがほしくて――」

憧「な、何でもないんだってば!」

京太郎(分かりやすすぎる……)


京太郎「……このブレザーだよな?」

京太郎「着ないと応援できないんじゃないか?」

憧「そ、そうなんだけど……」

憧(さっきの玄たちといい……何だか凄く落ち着かない)

憧(どうすればいいのよ、これ……)カァァ



京太郎「ほら」

憧「わっ!?」

京太郎「何か色々考えてるみたいだけど」

京太郎「お前が応援係なわけで……行かないと、困る人だっているんだろ?」

憧「!」

京太郎「それ着て参加するくらいしないと」

京太郎「……憧に期待してた人も困っちゃうだろうし。だから、行って来いって」

憧「……」


憧「――まったく」

憧「ホント、上から目線だよね……いつも」

京太郎「困る人がいるのはホントだろ?」

憧「……う」

憧「そ、それを抜きにしても! 何か『全部分かってるんだ』みたいな話し方するし……」」

京太郎「わかってるからな」

憧「え?」

京太郎「憧が、そういうの着るのが恥ずかしく思うタイプだってことも」

憧「!」

京太郎「でも、みんなから期待されて推薦されちゃったりすると」

京太郎「そういうのを断れずにズルズル引きずっちゃうタイプだってことも」

憧「きょ、京太郎……?」


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