9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/27(日) 13:18:49.93 ID:+OZe0ZsvO
久「へ?」
スクッ、スタスタ、ストン
久「え、なに、わざわざ回りこんでき...てっ!?」
ギュッ
久「ゆ、ゆみ!?ちょ、ここファミレスよ!?//」ヒソヒソ
ゆみ「お前は、もし私が告白を断ったら、もうろくに会いもしないつもりなんだろう?」
久「だ、だってっ」
ゆみ「お前がいなくなるなんて、考えたくもない...」
久「わ、わかったから、放してっ。誰かに見られたら...」
スッ
久「あ…」
ゆみ「なんだ、放せと言うから放したのに、物欲しそうな顔だな」クス
久「??//」
久「なによ、私を振るんじゃなかったの!?」
ゆみ「振ってほしいのか?」
久「そんなわけないじゃない…。でも私、後ろ暗いのは嫌なのよ。今さら何だって思うかもしれないけど、こんな奴だからこそ、これ以上汚れたくないの」
ゆみ「汚れてなんかいないさ。モモのことは、きっと説得してみせる」
久「難しいって言ったばかりよ?」
ゆみ「ああ。時間はかかると思うが、粘り強く話していくよ。だから、待ってもらえないだろうか」
久「いいけど…」
久「でも、じゃあその間、私たちって何なのかしら」
ゆみ「え」
久「ずっと宙ぶらりんでいろって言うの?」
ゆみ「いや…」
久「ねえ、ゆみは私をどうしたいの?」
ゆみ「どうって」
久「ヘタレ」
ゆみ「あ、あのな…」
久「だってヘタレじゃない。モモちゃんとだって、いまだに先輩後輩?あんなにアプローチされといて、笑っちゃうわ」
久「その状況で私のことは口説いてくるし、本当に悪い人ね」
ゆみ「口説い…たわけでは」
久「違うつもりなら余計悪いわよ」
ゆみ「そ、そうか…?」
久「まあでも、お互い様よね」
54Res/33.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。