過去ログ - 幼女魔王「処女だけど寂しいから人型のしもべを手に入れて甘えたい」
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950:シャルロッ亭きゅっぷい ◆tHMiOqNMgmiR[saga sage]
2014/11/03(月) 16:51:37.11 ID:Iud4wVSfo


波魔法少女 「……君はいったい」


道魔法少女 「正義のための犠牲ってことかな。こんなふうに隠すのはどうかと思うけど」

道魔法少女 「まあ、正義のヒロインも隠し事のひとつやふたつあるか」

道魔法少女 「しかしどうも歪だね、君らの正義は」


波魔法少女 「……思い上がるなよ魔法少女もどきの小娘が」

波魔法少女 「魔物という悪を潰す我々が、正義でなくて何だというんだい」


道魔法少女 「もどきじゃなく魔法少女さ、便宜上」

道魔法少女 「未知の道、既知の道」

道魔法少女 「ボクが知ろうが知るまいが、ボクが望めば道ができる」

道魔法少女 「何日か、何百年か、どれだけ時間がかかろうと」

道魔法少女 「道は必ず、望む結果と結ばれる」

道魔法少女 「道あるく魔法少女。それがボク、道魔法少女」


波魔法少女 「ふむ。牧師の妨害でわずかに綻んだとはいえ我々の迷宮を自分の家のように歩き回るあたり、ただの哲学者気取りの嘘つきというわけでもないか」

波魔法少女 「……異種族友好なんて掲げる界架魔法少女ギルドは、我々と対立関係にあるが戦いには消極的だが」

波魔法少女 「君は我々と殺し合うことさえいとわないという」

波魔法少女 「それではまるで……」


道魔法少女 「君らがいる限り、ボクらはいる」

道魔法少女 「光陰であり、表裏であり」

道魔法少女 「今日この場において生死である」


ニョンニョンニョンニョン

ゴゴゴゴゴ


波魔法少女 「!」


幼女魔王 「あわわ……」

幼女魔王 (道魔法少女が杖を立てると、迷宮が揺れだした)


キラ


幼女魔王 「……あ」

幼女魔王 (牧師さまから貰った首飾りの光が強くなった……)





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