30:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/03(日) 00:23:44.37 ID:N4DOXtEy0
廊下を歩いている、が、若干急ぎ足になっている為か、暁美ほむらの方が脚が早い、
――転校生なのに?、と鹿目まどかは思う。
少し距離があり、自分が急がなければ離されてしまいそうだとも思う、
――転校生なのに、この学校の事を何度も歩いた熟年の教師のような歩調で、歩く。
「えぇーっと、暁美、さん?保健室の場所、知っているの……?」
「ほむらでいいわ……先生が教えてくれたのよ」
先行している理由は話したが、まるでそれは、予め用意されていた台詞を、
ただ読み上げたような、至極まともで、機械的にさえ感じてしまうその台詞に、
違和感を覚える。
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