過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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15: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/10/27(日) 22:15:03.10 ID:dsTNhcEF0

右方のフィアンマ。

ローマ正教二○億の頂点にして秘匿された魔術組織『神の右席』、その実質的なリーダー。
つまり、二○億人の頂点に君臨している、絶対的な王者。
『世界の管理と運営』という方向性を持つ組織の長なのだから、当然切れ者中の切れ者。
加えて、その身は『神の如き者』に対応しており、単一の『天使の力』、司る『火』を使いこなすと言われる。
『火』のスペシャリスト、それ以上のエキスパートとなると、扱うものは単純な火に留まらない。
火に比喩される人間の生命を取り扱うことも出来るだろう。
天使や神についてよくよく研究しているので、『異世界』との接続なども扱う。

恐ろしい存在だ。

指先一つで戦争を起こせるような地位や権力、強さ、頭脳を持ち合わせた人物。
本当にごくわずか、限られた者しか存在を知ることすら許されぬ強者。
冷酷な男であり、必要とあらば死体を踏み台に何もかもを殺し尽くす……。


………そんな存在だったはずだ、とトールは今一度噂や自分の印象を脳内で繰り返す。
しかしながら、当の本人は現在、スイーツバイキングで平皿にありったけのケーキを盛っていた。
ホットココアにアイスクリームを入れているし、シフォンケーキにはぶにゅぶにゅと生クリームを絞っている。
殺気や威圧感はまるで見当たらないし、上機嫌にケーキ盛り合わせを作っているその姿は唯の女の子だ。



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