過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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17: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/10/27(日) 22:16:06.56 ID:dsTNhcEF0

「……ま、それはいいか。…財布落としたって、どうするんだ?
 カード類もないなら不味いだろ」
「非常に不味い状況だ」
「…だろうな」
「ところで、お前は何の為に日本へ?」
「んあ? あー、極東の女聖人と会う為だよ。戦いたくてな」
「見つかったのか」
「いや、まだ。サーチかけながら意味もなく歩き回ってる状況だよ」
「どこかに住んでいないのか」
「ホテルを転々としてるから、定住とは言いがたいな」
「ほう。なるほど、なるほど」

ふむふむ、と考え込み。
口いっぱいにビスケットを詰め込み、フィアンマは首を傾げる。
傾げたまま暫く黙ったかと思うと、柔和な笑みと共に言葉を紡ぐ。

「暫く俺様を傍に置いてくれ。養ってくれればいい」
「………は!?」

一時的に食事を奢るならともかく、養えとは。
トールは驚愕のあまり、動揺を隠せない。

「そこまでの義理はねえよ」
「何、俺様の何の支払いも無しに養えとは言わん」
「……生憎だが、俺はさっきも言ったように定住してないし、家事をしてもらう必要はねえよ」
「膝枕をしてやろう」
「ぶっ」



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