過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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182: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/11/24(日) 18:06:02.88 ID:SKmqVXuz0

身体を洗ってもらったお返しに、という流れにより。
トールは現在、フィアンマの髪を洗っていた。
自分の髪よりは些か短いので、洗いやすくはある。
しかし、他人の髪を洗うというのはなかなか緊張するものだ。
加えて、後ろから洗うのでは隅々まで洗えないため、トールは現在彼女と向かい合っている。
髪を洗ってもらうということは、頭を垂れるということである。
要するに、少し前かがみにならなければならない。

「……、」
「ん、くすぐったいな、」

前かがみになれば、巻かれているバスタオルに余裕が出来る。
ましてや、フィアンマは胸が控えめどころでは済まない位の貧乳だ。
タオルと肌の間に隙間が出来れば、"中身"が見えてしまうものである。
シャンプーが目に入るといけないので、彼女は目をつむっている。
必然なこととして、トールの目の前には白い肌、タオルの隙間が提示されていた。
覗き込んだとしても、恐らくはバレない。
ぺったんこだろうがデカかろうが、女の子の胸は女の子の胸である。
男の胸板とは違って、骨格からして価値がある。

(かといってガン見すんのは、)

一応、雷神トールにも良識というものがある。
見えそうだからといって、そしてバレないからといって。
目の前の女の子のちっぱいをガン見して良い理由にはならない気がするのだ。

(―――いや、でも恋人だしな)

邪心が湧き起こる。
ちら、と視線を向けた。



――――脂肪分たっぷりケーキの効果か、トールが思っていたよりは成長していた。


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