過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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285: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/15(日) 23:16:17.06 ID:ZFZ6L+UT0

「特にやることなんてねえんだな」
「今の所は完っ全に準備段階だしなー」
「動くのはいつからなんだよ?」
「戦争が激化、あるいは終わってから」
「…あん? 戦争?」
「ローマ正教VS学園都市ってトコか。予想だと」

ウートガルザロキは沢山の写真を眺めながら、のんびりとガムを噛む。
一粒投げよこされたガムを口にし、トールは退屈そうにぼやいた。
集めるだけ集めた人員に対し、オティヌスの指示はただ一つ。

『不用意に目立つな』

これだけだ。
何かをしろと言ってくれた訳ではない。
故に、メンバーの多くは暇を持て余している。

「んでもって、やっぱそう易易と見つかるモンじゃねえな」

サーチ術式に使用されている霊装。
その針の先がピクリともしないことに、ウートガルザロキは残念そうに呟く。
トールが探す彼女は、未だに見つからない。
どんな術式を用いても、どれだけ歩き回っても。



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