過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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295: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/17(火) 21:51:22.38 ID:JoSljzfA0

「間もなくか」

世界各地のニュースを耳にしつつ。
魔神たる少女は、ぼんやりとした表情で呟いた。
そこには何の感慨もないし、心配もなかった。
たとえ世界が滅びても、彼女は50%の可能性で必ず生き残る。
イギリスでクーデターが起きれば、もう戦争は避けられない。
クーデターが起きずとも、ローマ正教の最奥に住む人間は強硬手段に出るだろう。
何とはなしに、戦争の陰の首謀者が望むものは見えていた。

そして。

その方式を突き詰めても、それは恐怖政治でしかないことを知っている。
あるいは、全人類の人間味を無くすだけだと。
右方のフィアンマが行おうとする『救済計画』に察しがつきながら。
それでも、オティヌスは今はまだ、怠惰に過ごし続ける。
この先未来がどう転んでも、自分の望む結果になるだろう。
自分がやりたいことは、正直に言ってシンプルにただ一つなのだ。



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