過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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306: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/22(日) 12:34:02.70 ID:WMKgr9Ku0

二つの道があった。

一つは、何も見ないフリをする楽な道だった。
もう一つは、全てを受け入れて辛い思いをする道だった。

選ぶ権利は、あるかのようで、最初から無かった。
ただ、背中を突き飛ばされるままに歩いてきた。
『神の右席』の頂点に君臨する者として、これまで沢山の人を救ってきた。

物資は限られていて。
人々はいがみあっていて。
格差は激しい。

一つの国を救う為に、いくつかの街を滅ぼす必要があったりもした。
その時自分は、迷わなかったように思う。

だからこそ、強く思うことがある。
そんな自分がトールとの復縁を望んでしまうのは、あまりにも身勝手なのではないか、と。


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