過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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337: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:58:51.37 ID:k8jyXvqo0

このままでは『幻想殺し』が『聖なる右』を食いつぶす。
素早く判断し、フィアンマは右手を振るった。
癒しと奇跡の力が、腐っていく右腕を地面へ排出する。

「っ、……」
「お前は」

排出時の苦痛に下を向いたフィアンマは、顔を上げた。
距離を保ったまま、上条当麻は右拳を握っていた。

「本当にやりたくて、今の行動をやってるのか?」
「……何を言っている?」
「俺は俺の得を選んだだとか、綺麗事だとか、裏切っただとか。
 俺には何の話かわからない。だけど、これだけは理解出来る。
 お前は、"以前の俺"と知り合いだったんだな。いや、…友達だったんだ」
「………」
「今の俺には、記憶がない。お前が指摘した通りにさ。それは事実だ」

右手が震える。
この男が何を言おうとしているのか、わからない。読めない。

「お前は、俺にとってのインデックスと離れた。
 多分俺は、その後押しをした。その結果が今なんだろ?」



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