過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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620: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/05(水) 23:09:10.71 ID:P2YbvDQH0

見つからない。

地に降り立ち、トールはフィアンマを捜していた。
別に、彼女は『聖なる右』がなくたって優秀な魔術師だ。
自分よりは弱くなってしまったかもしれないが、方法によっては負けるだろう。
彼女の強みは幸運や頭脳など、他の要素も含む。

「やっぱり外に出すべきじゃなかったか…?」

ふとそんな暗い考えが頭に浮かび、振り払う。
自分は別に彼女を縛り付けていたい訳ではない。

「厄介事に巻き込まれてなけりゃいいが…」

サーチを展開させ、息を吸い込む。
指先を振って、一直線に走り出す。
彼女を一人で戦わせたくない、と思うから。


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