過去ログ - 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part10 -SS速報VIP

過去ログ - 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part10

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785:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:03:01.40 ID:eq249RhLo
『何かね？　やっぱり死にたくない？　おいおい君ィ、そんな横紙破りが通用するとでも思うのかね？
自分の言葉には責任を持ちたまえよ。一度外に出した言葉は取り返しがつかんぞ？』
言いながら、近づいてくる。ああ、もう……どうして私がこんなのに絡まれなきゃいけないのよ……憂鬱だわ。

『だがまぁ私は紳士だからな。死に方くらいは選ばせてやろう。

以下略

786:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:04:41.38 ID:eq249RhLo
『そんなわがままな子には、きついお仕置きが必要だなぁ。
サービスだ。今回は特別に、両方着せ……て……』
と、ここで。どういうわけか取り出した武器の数々を、『赤マント』は取り落とした。

『紳士って……。自分で紳士って。私はただの殺人鬼の都市伝説じゃないか……。

以下略

787:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:05:44.55 ID:eq249RhLo
次の瞬間。偶然にも『赤マント』が伏していた位置に、台風の影響で壊れかけた看板が落ちてきて。
『赤マント』を―――――潰した。そこにはブルーな紳士はもうおらず。真っ赤になった看板だけが残る。

「幸せが……逃げるらしいよ？　なーんて……もう遅いか……はぁ」
嫌なことを……あんまり強くない自分の都市伝説の説明なんて、そんな嫌なことを。

以下略

788:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:06:40.11 ID:eq249RhLo
「……でも、それは。憂鬱になった自分を、『明るい自分』で着飾って……見ないことにしてるだけじゃない。
本当は……思いっきり効いていて。本当は……どん底まで沈んでるんじゃない」
「何を言っているのかしら憂ちゃん。たとえ本当はそうでも、本性はそうでも。外から見て問題ないなら……それは効いてないのと同じじゃありませんの」
「違うよ……全然違う……はぁ……」
着ているときは大丈夫でも。脱いだらどうなるの？　着飾った心を裸にした瞬間、死にたくなるんじゃあないの？

以下略

789:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:07:36.70 ID:eq249RhLo
「憂ちゃん！」
「？」
「何をしているの？　せっかく会ったんだし、どこかに遊びに行きましょうよ。

……二人っきりで」

以下略

790:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:12:35.12 ID:eq249RhLo

『そんなわけで！』

『リア充』

以下略

791:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:13:56.23 ID:eq249RhLo

「と、言うか憂ちゃん。疾風君は、貴女にとっても友達だし……『過負荷(どうるい)』でしたわよね？」
「友達だろうと仲間だろうと、泥棒猫はゆる、さ……な……」

以下略

792:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 16:14:45.71 ID:eq249RhLo
花子さんの人乙ですっ！

793:名無しNIPPER[sage]
2015/07/19(日) 17:04:12.64 ID:oxcHpY2AO
花子さんとかの人乙ですー

794:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[saga]
2015/07/19(日) 18:15:31.33 ID:eq249RhLo
やっべ二人称間違えた……。飾は疾風のことをさん付けしますね……本当ごめんなさい！

795:鳥居を探すの人 ◆12zUSOBYLQ[sage]
2015/07/19(日) 20:48:17.02 ID:oxcHpY2AO
ソニータイマーの人乙ですー
憂ちゃんイ㌔！
そして嫉妬の権化疾風くん可愛いよハアハア

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