過去ログ - 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part10 -SS速報VIP

過去ログ - 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part10

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803:眼球と少女たち ◆12zUSOBYLQ[sage]
2015/07/19(日) 23:32:22.32 ID:oxcHpY2AO
「なに、これ…」
　目の前に薄暗く展開する酸鼻な、でもどこか幻想のような光景に、それでもなんとか自我を保つノイと幻。
「…ね、なにしてるの？」
　おそるおそる尋ねるノイに、ぽっかりと黒い空洞になった眼窩を向けて、少女は言った。

以下略

804:眼球と少女たち ◆12zUSOBYLQ[sage]
2015/07/19(日) 23:32:48.12 ID:oxcHpY2AO
　ノイはものの見事に転んでしまい、少女の手に足首を掴まれて身動きが取れない。
「ノイ！」
　もはや戦闘は避けられない。そう感じた幻が手鏡を手に取る。

「お待ちなさい！」

以下略

805:罪深い赤薔薇の花子さんとかの人　 ◆7JHcQOyXBMim[sage]
2015/07/20(月) 00:17:31.08 ID:6WrRiUeX0
乙でしたのー
その都市伝説で目玉集めてたのか
ｶﾞｸﾌﾞﾙ

806:ソニータイマー ◆PbVYcDLpwCZE[sagasage]
2015/07/21(火) 21:25:01.62 ID:lF2O9fM2o
花子さんの人と鳥居の人乙です
1000回……かなり時間のかかりそうな能力ね

807:【六本足】[sage saga]
2015/07/21(火) 21:58:03.90 ID:nEK9MMnk0
皆様乙です
しばらく投稿していない間に賑やかになっていますね
自分も頑張ろう

投下開始します

808:非日常は日常で語られる【六本足】[sage saga]
2015/07/21(火) 22:01:10.01 ID:nEK9MMnk0
「いやあ、蜘蛛怪人は強敵だったね」

　下校中、恋人は屋上の件について話し始めた。
　時間は既に夜、辺りは闇に包まれている。

以下略

809:非日常は日常で語られる【六本足】[sage saga]
2015/07/21(火) 22:03:41.13 ID:nEK9MMnk0
「悪の秘密結社ねー。……なんか、モヤモヤするけどいいか。これ以上、考えてみても何もわからないだろうし」
「そうですね。私としては他に気になっていることもありますし」
「カンさんが気になっていること？」
「はい」

以下略

810:非日常は日常で語られる【六本足】[sage saga]
2015/07/21(火) 22:06:11.20 ID:nEK9MMnk0
　その後もどうでもいい会話を続けた、話題は様々。
　今日の夕飯。
　テレビ番組。
　本。

以下略

811:非日常は日常で語られる【六本足】[sage saga]
2015/07/21(火) 22:08:21.48 ID:nEK9MMnk0
「へ！？」
「一昨日のシチューもうまかった」
「ロ、ロク君！？」
「一昨々日のロールキャベツも『ストップ！　ストップ！！』どうした」
「どうしたはこっちの台詞だよ！　なんで、急に褒めだしたの！？　突然過ぎて動揺したよ！！」

以下略

812:非日常は日常で語られる【六本足】[sage saga]
2015/07/21(火) 22:10:52.12 ID:nEK9MMnk0
「さーて、もうちょっとでスーパーだね。今日は何にする？」
「筑前煮」
「食べましたよね、昨日」
「食い足りないんだ」
「よし、じゃあ作ろう『契約者さん』じょ、冗談だよ」

以下略

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