過去ログ - 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part10 -SS速報VIP

過去ログ - 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part10

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878:逆襲の始まり【六本足】[sage saga]
2015/08/06(木) 22:01:19.47 ID:HSVJCcq60
　黒服は二種類に分けることが出来る。
　元人間と人工的に生み出された者にだ。
　後者は上の命令に従うロボットでしない、融通が効かないので話すだけ無駄だ。
　ならば、前者は人間らしいのかと言えばそうでもない。
　感情豊かな者もいれば機械的な者もいる、一概にこうだと決め付けることができない。

以下略

879:逆襲の始まり【六本足】[sage saga]
2015/08/06(木) 22:03:36.52 ID:HSVJCcq60
「時間も遅いので送っていきます」

　話が終わった後、黒服はそう言い出した。
　先程、襲われたことを考慮したんだろう。
　俺は了承、カンさんは苦い顔をしながら頷いた。

以下略

880:逆襲の始まり【六本足】[sage saga]
2015/08/06(木) 22:04:43.42 ID:HSVJCcq60
「何かしましたっけ」
「ええ、大切なことを思い出させてくれました」

　まったく覚えがない。

以下略

881:逆襲の始まり【六本足】[sage saga]
2015/08/06(木) 22:06:58.45 ID:HSVJCcq60
「……恋人さんの機嫌が悪そうですが大丈夫ですか？」
「腹が減っているんですよ。夕飯がまだなので」
「なるほど。良ければ、私が奢りま――」

　黒服がありがたい話を持ちかけた瞬間。

以下略

882:チキン野郎は今日も逃げる[sage saga]
2015/08/06(木) 22:11:35.86 ID:HSVJCcq60
・第一話　注射男から逃げろ！

　四月は出会いの季節。
　新しい環境での生活が始まり、みんな期待と不安でいっぱいになる。かくいうボクも、その内の一人。この春から高校一年生だ。
　今のところ、友達と呼べる存在は出来てはいないけど、きっと時間の問題だ。……きっとそうだ。中学の時よりは友達が出来るはずだ。男友達が、五人もいないなんて状況は免れれるに決まっている！

以下略

883:チキン野郎は今日も逃げる[sage saga]
2015/08/06(木) 22:16:04.50 ID:HSVJCcq60
「おクスリで天へ登っちゃう前に教えてあげる。都市伝説はね、実際に存在するんだよ」

　理解不能の状況に、一歩も動くことができなかった。息をするのすら困難になる。
　ボクは知った、あまりに恐ろしいと逃げることすら出来ないということに。

以下略

884:チキン野郎は今日も逃げる[sage saga]
2015/08/06(木) 22:18:13.08 ID:HSVJCcq60
「はえーな、あのガキ」

　耳にまで神経は避けない。
　都市伝説達の声がただ流れていく。

以下略

885:チキン野郎は今日も逃げる[sage saga]
2015/08/06(木) 22:21:52.77 ID:HSVJCcq60
　その後のことはよく覚えていない。
　記憶が飛んでいて、気づいたときには自宅の前にいた。

「あ、あれ？　いつの間に」
「……お前の家なのか、ここ」

以下略

886:名無しNIPPER
2015/08/07(金) 00:51:10.21 ID:wtkuGKsL0
六本足の人乙でしたー！
まさかの二本立て！
女心は複雑怪奇、男に理解するのは難しい
中央高校在籍、問題無いと思うの

887:「教会」より人員派遣通達　 ◆ukG/faRKiitL[sage saga]
2015/08/07(金) 23:18:05.73 ID:4S4L/nRI0
「………あ？「教会」から、学校町に追加の人員が来る？」

　その書類の文面に、天地は嫌そうな表情を浮かべた
　そうです、と、郁は頷いてみせる

以下略

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