過去ログ - ほむら「楽園──パーフェクト・ワールド──」
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21: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:19:15.52 ID:adS1Iz0Jo
巴マミのような、自分の弱さに苛まれつつも、負けずに頑張り続けられる強さが。

佐倉杏子のような、きちんと現実を見、受け入れて生き続けられる強さが。

美樹さやかのような、ボロボロになって荒れ果てても、結局最後には人を思いやれるような強さが。
以下略



22: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:21:42.11 ID:adS1Iz0Jo
私には──たとえ表向きのものだったとしても──彼女達のような堅固な心も、
内に秘めた優しさも持ち合わせてはいないから。


「おうマミ、あたしはリンゴのケーキな!」
以下略



23: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:26:00.53 ID:adS1Iz0Jo
─────────────────────



でも。
以下略



24: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:27:12.10 ID:adS1Iz0Jo
─────────────────────

私は一人、魔獣が居るであろう場所に向かって歩いていた。

周りには誰も居ない。
以下略



25: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:30:07.70 ID:adS1Iz0Jo
……いや、厳密には一人ではなかった。


「大丈夫かい? 最近まともに寝ていないんだろう?」

以下略



26: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:31:59.06 ID:adS1Iz0Jo
だけど、立ち止まらない。立ち止まれない。

頑張らなければ頑張らなければ頑張らなければ。


以下略



27: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:33:12.23 ID:adS1Iz0Jo
わかったわ、とつぶやき、私は頷いた。

……後になって思えば、ここが私、『暁美ほむら』の最大の分岐点だったのかもしれない。

けどね、キュゥべえ。
以下略



28: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:35:37.86 ID:adS1Iz0Jo
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ほむら「おかげで、こんなに素晴らしい世界が手に入ったんですもの!」

夜の外で、一人の時間を楽しんでいる時に現れたキュゥべえを壊しながら、私は喜びの声を上げる。
以下略



29: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:39:13.38 ID:adS1Iz0Jo
ほむら「ふふふふふっ、ふふふふ!!!」

いつものようにキュゥべえをボロ雑巾みたいにすると、私は優雅に踊り出した。

最高だ。最高の気分だ。
以下略



30: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/10/28(月) 22:43:13.94 ID:adS1Iz0Jo
ほむら「ふふふふふふふふ! あはははっ!!!」

私は、踊りながら崖の前まで来た。


以下略



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