過去ログ - 金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 二隻目
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755:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/10(日) 23:10:19.69 ID:4ya6TxlLo
提督「現状、深海棲艦が海に蔓延っているおかげで我々の国は侵略されていない。だが、艦娘や深海棲艦が居なくなる事でこの国は他国に怯える事は無い。……どちらに転んでも痛いのだよ」

少将「ですが、我が国は負けません! 大和魂は必ずや勝利を導くでしょう!」

提督「そのような根拠の無い理論は嫌いだ」

少将「大将! その言葉は──!」

提督「では少将。艦娘六隻で百隻の深海棲艦を沈めれるか」

少将「それは…………」

提督「大国を相手にするという事はそういう事だ。士気を高めるのは素晴らしい事だ。だが、勝てない戦を勝てない戦法で挑むのは愚の骨頂と知れ」

提督「そして、その戦法によって生み出される被害と未来も考えろ。──例えば中将A、お前は錬度の低い駆逐艦を犠牲に戦っているな?」

中将A「はっ。効率良く敵を落とせる戦術だと思っております」

提督「確かに戦術面では良い。だが、戦略面ではどうだ」

中将A「…………と、言いますと」

提督「深海棲艦は無限と思わせる程に多い。いつまで続くのか分からない非常に長期的な戦いだが、果たしてその戦術でいつまで戦える」

中将A「…………申し訳ありません。私では答えれません」

提督「良い。戦術面ではお前のやり方は非常に良い。だが、戦略的な面で見るとやってはいけないやり方だ。そのようなやり方では必ず疲弊してくる。その内、艦娘が足りなくなって戦えなくなる」

提督「中将A、戦いとは勝つ事だけではない。退却も重要だ。戦線が保てれるのならば無理に押し進めなくても良い。無理に推し進めた分、必ずツケが返ってくる。疲弊した戦力では敵の精鋭を倒す事などできないだろう」

中将A「……はい。そのよな経験を一度しております」


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