23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/29(火) 03:18:39.13 ID:kWQTiV4f0
 そこじゃない?ならば一体どこに驚いたと言うのだろうか、尋ねる前に彼女から口を開いた。 
  
 「四条さんは自分の命を軽く見過ぎです、なんで自分より国のことが大事なんですか?死んじゃったらなんにもならないじゃないですか!そんなんじゃ本当にただの殺戮人形ですよ!!あっ・・・」 
  
 雪歩は言ってから自分の言葉に耳を疑った。自分がこんなに酷いことを言ってしまうなんて思ってもみなかった。 
  
 「ご、ごめんなさい・・・」 
  
 「謝ることはありません、萩原雪歩。あなたには話しても良いでしょう、私の生い立ちを。」 
  
 貴音は不思議とそんな気分になった。この人になら、初めて自分に思いをぶつけてきたこの人になら誰にも言っていない自分の秘密を言っても良いと。 
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