11:ことまき推しな学院生[saga]
2013/10/29(火) 21:40:55.96 ID:lPPXbxAN0
 ことり「っ!!っ!!」バタバタ 
  
 何とか抵抗しようとするができない。恐怖で身体が震える。 
  
 ことり(いやっ!いやっ!お願いやめて!) 
  
 口を抑えられたままことりの身体が浮く。そして窓の外へ連れ去られる。 
  
 ことり(やだやだ!死にたくない死にたくない!) 
  
 ことりはまるで鳥のように空を飛んだ。始めは落ちてしまう恐怖から怯えていたがだんだん慣れていき空の飛行を楽しんでいた。 
  
 枕が離れ、喋れるようになる。 
  
 ことり「凄い!音ノ木があんなに小さく見える!」 
  
 ことり「気持ちいいなぁ・・・こんな変な事が起きてるのにどうでもよくなっちゃう」 
  
 ことり「ねぇねぇ、貴方、私に気付いて欲しくて変な事してたの?」 
  
 ことり「貴方、誰なの?まさか幽霊?」 
  
 ことり「これからもずっとことりのそばで悪戯続けるの?」 
  
 ことり「・・・・・・」 
  
 ことり「変な事しないならそばにいてもいいよ」 
  
 ことり「それと、ちゃんとことりの言う事聞いてくれればね」 
  
 ことり「貴方の事は誰にも言わないから」 
  
 ことり「・・・・・・」 
  
 ことり「そろそろ、家に帰してくれる?」 
  
 そう言うと、ことりの身体は自分の家に向かって飛んで行った 
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