21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:53:01.81 ID:3/OSs1/3o
「お前は俺に似てるからな。『交換』するの嫌なんだろ?」
「……」
「お前が思ってることもある種間違いじゃねえよ。
でもな、俺たちはお前が長生きしてくれるのが一番嬉しいんだ」
親父が言ってることは悩んでたこととまったく同じで、
そしてまったく違ってて、とても優しかった。
「お?なんだ?それとも俺が言ってることは見当違いか?」
「いや……そうでもないよ」
「ハッハッハ、そうだろそうだろ」
そう言って親父はまた盃を呷った。
その顔は笑っていて、でもその目には涙がたまっていた。
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