30: ◆L1dx14VEQM[saga]
2013/10/30(水) 21:25:44.88 ID:+2aQcdvko
ほんの少しだけ彼の顔を眺めてから意を決したように頷くとゆっくりとベッドの上で立ち上がる。
ふわふわした足元の感触にヨロヨロとふらつきながら彼に接近する。
もう既に顔どころか耳まで赤く、よく見れば足場が悪い以前に足が小刻みに震えていた。
「……失礼します……」
そう言いながら彼女はプロデューサーの向かい側から彼の両肩に手を掛け、片脚ずつゆっくりと胡座をかいた彼の太腿を跨いでいく。
そのまま腰を下ろして行き対面座位……もとい、だいしゅきホールドの形になり細腕を彼の首の後ろに回す。
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