過去ログ - 【安価SS】男「タイトルホルダー?」【異能力バトル】
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275: ◆/4zOUBCFw.[saga]
2013/11/08(金) 22:35:34.01 ID:MTFcUxSS0
図書館に来て能力の概要を見ようとした、が先客があった。

桜花だった。

桜花「なんでお前がよ、会議終わった後にタイトル見に来てんだ?」

正樹「ははは…ちょっと忙しくて」

桜花「ほらよ、見たけりゃみろ」本を渡された、ちょっと古めの本だがまだ読める範囲だ。

正樹「この前の事、怒ってないのか?」

桜花「この前?なんだっけ?」

覚えてないのか?説明するのも馬鹿らしかったがちゃんと食堂の件を説明してやった。

桜花「おう、別にいいぜ気にすんな」あれ?この前までお前は仲間じゃないって目で見てたはずだが?

正樹「随分軽いもんだね」

桜花「気にすんな。にしてもよ、俺はあの時暗にお前にあの事を教えてたつもりだったんだけどな」

何を教えていたというのだろう、そう思ってるとトイレへ連れ込まれ耳元で囁かれた。

桜花「あのうぐいすって奴、ヤバいぞ」

正樹「ヤバい?」

桜花「ああ、この前アイツに消しゴム借りてたんでな…返しに部屋に行ったらアイツの部屋から『分かりましたアン姉様』って声がしたんだ」

『アン』?あのブラザーズ側のショッカーか?

桜花「声に間違いはねぇ。それにアイツも一人部屋だし、もしかしたらテレパシーを向こうに送ってたのかもな」

桜花「それで食堂でスパイの件を匂わしてやったんだよ。俺たちの口論見てアイツすぐ逃げやがった」舌打ちした「十中八九アイツはクロだよ」

正樹「でも、それで決めつけるのも悪いと思うけど」

桜花「そうか?俺ならこれだけ状況証拠…っつーの?そういうのそろってたらクロだと思うけどな」トイレのドアを開ける「忠告はした、ちゃんと本は元の場所に戻せよ」トイレから出ていった。

その日はそのまま彼女がスパイなのか、敵の本拠地はどんなところだろうか…と考えつつ眠った。


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