過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第19位【アラフォーマーズ】
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992: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2013/11/07(木) 18:38:16.12 ID:nApskdVQo

IN 中堅戦


京太郎「……」

憧「……」

久「……」

尭深「……」

京太郎(憧はチラチラこっちを見てくる)

京太郎(それを見た部長が凄い悪そうな笑いを浮かべてる)

京太郎(渋谷さんはなんかコワイ)

京太郎(なんつーか、カオスです)


久「いやー、久しぶりねぇ……久だけに」

京太郎「笑いませんよ? それに、この間打ったばっかりでしょ……」

久「あらー、そうだったかしら?」

久「最近、ちょーっと物覚えが悪くなっちゃってねー……昔の記憶が曖昧で」

京太郎「……何言ってるんスか?」

久「昔って言えば――」


久「――ロッカーに一緒に閉じ込められたこと、あったわねー」


京太郎「ぶっ!?」

憧「ふきゅっ!?」

尭深(京セラロッカー本……アリだ。アリです。アリーヴェデルチ(ノンケの世界にさよならだぜ)です)

久「いやー、あのときはどうなるかと思ったわねー」


久「熱気が籠るロッカーの中……」

憧(きょ、京太郎と一緒にロッカー……)

久「自然と近付く二人の距離。どこか熱を帯びてくる吐息」

憧(後ろから……いや、向かい合って入るのかしら……?)

久「密閉空間に密着する身体。衣擦れの音と、耳に残る呼吸」

憧(京太郎の腕の中に収まって抱き締められて、胸板に縋り付く感じ? きっと、ちょっと汗の匂いがする……)

久「お互い無言だった筈なのに、いつしか瞳は潤んできて……覆い被さるように耳元で、声を……」

憧(ちょっと汗臭いんだけど、でも嫌な匂いじゃないって言うか……むしろどこか安心してぎゅっとしたくなるって……)


京太郎「……嘘八百並べんでくださいよ」

久「あら、ここからが面白いのに」

久「狭いとこがおちつくのってなんなのかしら、あれ」

京太郎「知りませんよ」


憧(京太郎の匂いに包まれて、本当は駄目なんだけど押し返す手の力が弱くなっちゃって)

憧(シャツをきゅって握っちゃって、京太郎に体を預けちゃってる内にいつしか背中に手を回されちゃって)

憧(それからそれから、『こんな形じゃなくてちゃんと伝えたかったんだけど……』)

憧(『お前と一緒にいるうちに、お前のことを意識するようになっちまって』って、そんな言い方ズルいよ……)

尭深(――って、京セラ本いけそう)


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