過去ログ - 美希「センスがないからアイドルやめます」
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7: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:28:55.54 ID:WQhMPHW70

「アメリカってけっこう近いんだね。お昼寝してたらついちゃった」

 俺をホールドして胸元に顔をうずめる美希を引き離すと、本当に嬉しそうに微笑む。

以下略



8: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:29:30.28 ID:WQhMPHW70

「どうするんだ?」

 どうして、とは聞かなかった。
 美希の目がその話をしないでくれと訴えている。
以下略



9: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:29:56.51 ID:WQhMPHW70

「美希……」

 俺は美希のプロデューサーだ。

以下略



10: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:30:45.21 ID:WQhMPHW70

 まず、部屋を借りた。俺の隣りの部屋。
 それから、社長に電話をした。

「そうか……迷惑かけるね」
以下略



11: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:31:14.79 ID:WQhMPHW70

「その映画に関しての星井くんの報道のされ方が……いや、それまでの傾向が、もう彼女には耐えられなかった、ということになる」

 社長の話では、俺が渡米してから美希に関する報道――特に海外からでは閲覧しにくい週刊誌など――が変化していったらしい。

以下略



12: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:31:59.38 ID:WQhMPHW70

「ハニー、行ってきますなのー!」

 隣の部屋で起きて、シャワーを浴びて、着替えて、俺の部屋でメシを食って、出かけていく。

以下略



13: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:32:26.05 ID:WQhMPHW70

 美希の英語は学校の成績がやや高い程度だ。
 コミュニケーションがとれるか不安であったが、

「ミキー、キョウカショワスレター」
以下略



14: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:33:07.01 ID:WQhMPHW70

 ランチには自分で握ったおにぎりを配って回る。
 お返しにピーナツをたっぷり挟んだサンドウィッチをもらう。

 当然、体重は増える。その分、運動する。
以下略



15: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:33:32.62 ID:WQhMPHW70

「アメリカのオーディションを受けてみないか」

 美希がやってきてから一か月後、オーナーに打診された。
 もちろん、美希を連れてだ。
以下略



16: ◆WOrY9N/cxs[saga]
2013/10/31(木) 00:34:13.09 ID:WQhMPHW70

「オーディションなんて久しぶりだね」

 部屋に戻って、美希と夕飯を食べながら話す。
 テーブルには日本産のご飯と焼き魚が置いてある。
以下略



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